ネパール交通事情

トリプバン空港に到着した後、arrivalVisaを取得する手続きをしている最中、停電が起きた。一瞬にして真っ昼間の空港が真っ暗になる。ネパールでは電気が不安定で時々停電が起きるとの話には聞いていたが、知らない場所で遭遇すると焦る。
停電の経験は小学生のころ台風が来た際に起きたくらいしかなく、何もない晴天の昼間に起きるとは思わなかった。
30秒くらいすると電気が点き、何事もなかったように諸々の手続きが再開する。臨機応変というか、これくらいのことを気にしていたら何も進まないのだろう。

空港には友人が迎えに来ていた。こちらは諸々の手続きで時間を食っていたからだいぶん待たせてしまったが無事に再会できた。友人の手配した車に乗って、カトマンズ市内に入った。

市内は車やバイクの往来は激しい。激しい割に信号がほとんどない。日本の支援によって信号機が設置されているが点灯していない為、大きな交差点では警官が交通誘導をしている。聞けば設置当初は信号を活用しようとしていたらしいが、信号を守ることが根付かず断念したようだとのこと。

そんな状況で事故は多く起こっているようだ。ネパールの場合、事故の被害者が死んでいるより後遺症を持つ方が賠償金が高くなるらしい。そのため、事故を起こしたドライバーは被害者の状況を確認して、生きていたら再度ひきに戻ってくる。その為、自分が事故にあったら重症であっても安全な場所に逃げないといけない。そんな話を聞いた。

車やバイクの往来の激しさに関わらず、人々は道路を横断する。横断歩道などあってないようなもので、続々と通っている車やバイクの間をすり抜けるように人々はそろりそろりと横断していく。横断している人がいても車やバイクはあまりスピードを緩めない。人にぶつからないように避けて運転するのだ。だから、こちらがいきなり走り抜けようとすると却って危ない。そう分かっていてもついつい走り出したくなり、気持ちを抑えなければならない。道路を横断するのは割と恐怖を感じ緊張する。できることなら横断したくはないが、しなければならない状況は結構ある。コツとしては、団体で横断する人たちの後についていく。これはかなり安全であると言える。
さきほど意を決して一人で道路を横断してみたが怖かった。この国では決断しなければ道の向こう側にすら行けない。

コメント

このブログの人気の投稿

日程

出発からバンコクまで